ところで・・・

サイマティクスってご存知ですか? イーマ・サウンド®は進化したサイマティクスセラピー(音響振動療法)です。まず、サイマティクスとは何か、サイマティクスセラピーとは何かを理解されると、イーマ・サウンド®の理解も深まり、安心して施術を受けて頂けると思います。

サイマティクスとサイマティクスセラピー

 サイマティクスとは、スイスの物理学者ハンス・ジェニー博士によって発見された「音は一定の形や模様を作る力場を生起する性質がある」という原理です。

この原理からインスピレーションを得たマナーズ博士により、「健康な生体の各組織は、各組織を形作っている音(周波数)を発している」と研究開発されたものが、サイマティクスセラピーです。

マナーズ博士の研究によって、健全な人体の細胞は5つの音の組み合わせによる合成音を発していることが解き明かされています。「生体には生体場があり、それと共鳴する音は5つの音で、しかも調和音でなければならない。5つの音の組み合わせのときのみ3次元の形を作り、それを維持することができる」としています。細胞が発している音を5つの複合音に合成し、人体にあてて共振共鳴させれば、乱れた細胞振動を本来の振動に戻すことができると考えたのです。例えば、胃の細胞が正しく振動しているときの音を5つの複合調和音で立体的に合成し、疾患を持つ胃に聞かせ共鳴させれば、胃は本来の働きを取り戻していきます。

サイマティクスセラピオーは、物理学分野の原理をもとに、作られてから半世紀以上たつ歴史あるセラピーです。イギリスで1960年代から行われておりますが、2002年のサッカーワールドカップ直前に、イギリスのベッカム選手が足首を捻挫骨折した時に治療に使われ、奇跡的な回復をもたらしたという事でご存知の方もいらっしゃるかと思います。

サイマティクスセラピーの創始者

サー・ピーター・ガイ・マナーズ博士 (1916〜2009年没)

 

イギリス人医師。オックスフォード大学・ソルボンヌ大学・ハイデルベルグ大学卒業。英国とドイツにてオステオパシー(整骨学)と電磁医療で学位を得る。身体の細胞が健康なときに発信している音(振動)を分析・解明。その音を身体に聞かせることによって、細胞が共鳴して健康な状態に戻るということを発見し、サイマティクスセラピーを開発され、その研究に生涯を捧げられました。

マナーズ博士にインスピレーションを与えた人たち

エルンスト・フローレンス・フリードリヒ・クラドニ (1756〜1827)

 

ドイツの物理学者、天文学者であり、音楽家で音響学の父ともいわれる。音が物質に対し影響を与えることを実験で証明しました。細かい砂を敷いた金属板やガラスの板にバイオリンの弓で振動を与えると、砂はさまざまな幾何学模様を作り上げました。それらの図形は彼の名前をとって「クラドニ図形」と呼ばれます。1809年にはナポレオンや科学者たちの前で実験を行い、「音波が物体を動かす」という自説を証明しました。


ハロルド・サクストン・バー博士  (1889~1973) 

 

生命場エネルギーの研究で著名なアメリカ・イエール大学の神経解剖学教授。同校で40年間教鞭をとる間に90以上の論文を執筆。一貫して生物の生命場(ライフ・フィールド)測定と応用の研究を行なう。バー博士の『人体をはじめ、地球上のあらゆるものは電気的なリズムを持っており、それが複合的に集まって集合体を形成する。その集合体が発するリズムを波動エネルギーという』とする理論は、マナーズ博士の研究に大きなヒントを与えました。

 


ハンス・ジェニー(イェニー)博士 (1904〜1972)

 

スイスの物理学者。スイス、バーゼルで生まれる。博士課程修了後、4年間チューリッヒのルドルフ・シュタイナー学校でを教科学える。その後医業に携わる。1967年『サイマティクス』の第一巻を出版、彼の没年である1972年に第二巻を出版した。コンピュータすら無かった時代に、「音は一定の形や模様を作る力場を生起する性質がある」という“サイマティクス(Cymatics)原理”を発見しサイマティクスの父と呼ばれる。